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中東各国で新型コロナ感染者数が再拡大基調に

(中東)

中東アフリカ課

2020年09月15日

中東各国では9月に入り、新型コロナウイルス感染者数が再び拡大基調となっている。

9月14日時点で、中東6カ国〔イラン、サウジアラビア、トルコ、イスラエル、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)〕の累計感染者数は137万6,667人となった(オックスフォード大学「Our World in Data」による)。同6カ国の新規感染者数の推移(添付資料図1参照)をみると、3~4月にかけて急増し、一度は落ち着きを取り戻したが、6月以降に再増加し、1日当たり1万人を超えてピークに達した。7~8月には減少傾向だったが、9月に入って再び増加し、ピーク時に迫る勢いとなっている。

1月下旬のUAEでの最初の感染者発覚から、感染者数は2月にイラン、3月にトルコ、4月にGCC(湾岸協力会議)諸国で増加してきたが、5月のラマダン(断食)期間中は各国の厳格な外出・商業規制などを受けて、比較的落ち着いていた(添付資料図2参照)。しかし、ラマダン明け休暇後の各種の制限緩和措置を受けて、6月にサウジアラビア、7月にイスラエルで急増。イランは一貫して増加傾向にあり、トルコも4月ほどの伸びではないものの、8月中旬以降に再び増加している。UAEも累計感染者数は少ないものの、9月12日の新規感染者数が過去最多となった(2020年9月14日記事参照)。

累計感染者数の多いイラン、サウジアラビア、トルコは9月14日時点で、順に世界で13位(40万2,029人)、16位(32万5,651人)、18位(29万1,162人)となった。さらに、イラクが8月以降に急激な伸びをみせて、トルコに次ぐ19位(29万309人)まで上昇している。

こうした事態を受けて、イスラエルでは9月18日以降に再度、3週間のロックダウン、トルコでもマスク着用義務の厳格化を図るなど、各国とも各種制限措置の再徹底を講じる見込みだ。

(米倉大輔)

(中東)

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