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第2四半期の世界貿易量、前期比14%減、金額ベースでは前年同期比21%減

(世界)

国際経済課

2020年09月25日

WTOは9月23日、2020年第2四半期(4~6月)の財貿易量(輸出入平均値、季節調整値)が前期比14.3%減少したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の封じ込め政策が世界中の経済に影響を与えたことが背景にある。同期の貿易量の減少幅は、世界金融危機下の2009年第1四半期(1~3月)の落ち込み(同10.2%減)を超える水準となった。2020年第2四半期の財貿易量を国・地域別に見ると、欧州(同20.6%減)や北米(同19.5%減)の減速が顕著だった。アジアは同6.6%減だった。

金額ベースでは、2020年第2四半期の貿易(輸出入平均値)は前年同期比21.1%減となった。金額ベースの場合は、金融危機下の2009年第2四半期の落ち込み(同32.6%減)には至らなかった。国・地域別にみると、米州地域の減速が顕著だった。とりわけ、北米の輸出は同31.8%減、中南米の輸入は25.8%減だった。他方、アジアは輸出が同10.1%減、輸入は同16.9%減だった。

月次の財貿易動向をみると、世界の貿易額は4月に前年同期比23%減、5月に同26%減となった(注1)。6月には欧州でロックダウンの緩和措置が取られたことや、アジアの一部の国で緩やかな回復が見られたことから、同10%減と減少幅が縮小した。7月は同9%減と減少が続いた。

世界のサービス貿易も著しく減速した。サービス貿易額は4、5月にいずれも前年同期比29%減、6月に同24%減、7月に同22%減となった(注2)。7月のサービス輸出をみると、中国は減速に歯止めがかかった一方、北米は同30%減となった。

(注1)72カ国・地域のデータに基づく推計値。同国・地域は世界の財貿易の92%をカバー。

(注2)38カ国・地域の速報値ベース。同国・地域は世界のサービス貿易の3分の2をカバー。

(柏瀬あすか)

(世界)

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