1. サイトトップ
  2. ビジネス短信
  3. 外国企業向けに入国規制緩和を開始

外国企業向けに入国規制緩和を開始

(カンボジア)

プノンペン発

2020年08月07日

カンボジア保健省は8月4日、外国人に対する入国規制緩和を開始した。入国者は従来の5万ドルの治療費をカバーした保険証書の代わりに、新型コロナウイルス治療費をカバーする90ドルの保険(注)を購入する必要がある。また、入国時のデポジットの金額は3,000ドルから2,000ドルに引き下げられた。

外国人投資家、外国企業の従業員およびその家族に対しては、さらに入国規制を緩和する。ポイントは大きく2つ。

  1. カンボジア政府発行の支払い保証証明書(Validation Certificate on Payment Guarantee)を取得した場合、90ドルの保険と入国時の2,000ドルのデポジットが不要になる。
  2. 支払い保証証明書を取得して渡航する場合、政府が指定したホテルを予約し、事前に支払いを終えておく必要がある。

なお、支払い保証保証書の有無に関わらず、PCR検査に基づく新型コロナウイルスの陰性証明書(出発の72時間以内に発行のもの)、在外カンボジア大使館での事前のビザ取得は引き続き必要である。

1.の支払い保証証明書は、カンボジア開発協議会(CDC)、カンボジア商業省(MOC)など関係省庁に登録のある企業が、申請時に企業情報や渡航者の情報を記入し、渡航者の入国防疫措置に関わる経費を保証することを誓約するものだ。関係当局はその内容を確認し、翌日に支払い保証証明書を発行するため、それを印刷し、入国時に提出する。申請は、カンボジア政府のビジネス登録ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから行うことができるほか、保健省やカンボジア開発評議会のウェブサイトからもアクセスできる。

2.のホテルに関しては、以下の2つのホテルのいずれかから予約し、事前に支払いを済ませ、予約確認表を入国時に提出する必要がある。到着時のPCR検査によって同乗者全員の陰性が確認されれば、ホテルでの滞在後、解放されるが、1人でも陽性者が確認された場合には、その乗客全員がカンボジア当局指定の施設で14日間の隔離対象となる。

Sokha Hotel Phnom Penh外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

費用合計:385ドル(内訳:宿泊費220ドル、食費60ドル、PCR検査費と交通費105ドル、2泊分)

TIAN YI International Hotel外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

費用合計315ドル(内訳:宿泊費150ドル、食費60ドル、PCR検査費と交通費105ドル、2泊分)

デポジットに関しては3,000ドルから2,000ドルに下がったが、高額であることには変わりない。一方で、デポジットを払った渡航者によると、デポジットはPCR検査代などの諸経費を除いた金額が問題なく返金されているといい、カンボジアに入国するハードルが下がると考えられる。

(注)現地の保険会社FORTE Insurance Company外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから購入する必要がある(有効期間20日間)。

(井上良太)

(カンボジア)

ビジネス短信 fe95fd572140968b

ご質問・お問い合わせ

記事に関するお問い合わせ

ジェトロ海外調査企画課
Tel:03-3582-3518
E-mail:j-tanshin@jetro.go.jp

ジェトロ・メンバーズに関するお問い合わせ

ジェトロメンバー・サービスデスク(会員サービス室)

  • フリーダイヤル(平日9時~12時/13時~17時)
    Tel:0120-124-344
  • 通常ダイヤル
    Tel:03-3582-5176 Fax:03-3582-4572
  • E-mail:jmember@jetro.go.jp