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BW州がAIコンペを初めて開催、9社・機関が受賞

(ドイツ)

ミュンヘン発

2020年08月19日

ドイツのバーデン・ビュルテンベルク(BW)州経済・労働・住宅省は8月11日、人工知能(AI)関連プロジェクトを表彰する「BW州AIチャンピオン(KI-Champions Baden-Württemberg)」コンペを初めて開催、9社・機関を表彰外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

本コンペでは、(1)研究機関部門、(2)大企業部門(500人超)、(3)中小企業部門(500人以下)の3部門で構成。応募した40を超える機関・企業の中から、研究部門で1機関、大企業部門で3社、中小企業部門で5社が選ばれた(添付資料表参照)。

今回選ばれた企業の業種はさまざまだ。たとえば、中小企業部門で選ばれたコンピュートミックス(Computomics)はAIを活用した「xSeedScore」を開発、植物を効率的かつ予測可能な形で育成、農作物の収穫量を予測することが可能になる。一方、スポットサイズJACQ.(Spotsize JACQ.)はAI技術を活用したソフトウェア「spotsize」で足のサイズを正確に計測、フィットした靴を注文できる。

オンラインで行われた本コンペの表彰式には、ニコル・ホフマイスター・クラウトBW州経済・労働・住宅相のほか、事業用不動産サービス会社シービーアールイー(CBRE)ドイツのアレクサンダー・フォン・エルデリ社長も参加した。同州は「AIイノベーションパーク(Innovationspark KI Baden-Württemberg)」の建設を検討、2019年12月、CBREにフィージビリティスタディの実施を委託している。2020年中に調査結果が出される予定だ。

AIイノベーションパークはBW州でのAI産業集積を目指し設置されるもので、実現すれば州内に、AIを活用した製品やサービスを生み出す一大拠点が誕生することになる。国内外の企業はもちろん、スタートアップ企業、研究機関などが集まる場を目指すという。

クラウト州経済相は、8月12日にAIを活用する州内の病院や医療関連企業を訪問するなど、AIを重視する姿勢を鮮明にしており、訪問に際し、「AIはイノベーションのスピードを強力に加速させる」とコメントしている。州内には自動車、機械、医療機器などを中心に製造業が多く集積しており、AIはこれら産業との親和性も高い。

(クラウディア・フェンデル、高塚一)

(ドイツ)

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