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トヨタ、ハイブリッド車の2021年生産開始目指し、南ア工場に154億円の追加投資発表

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年08月18日

現地報道によると、南アフリカトヨタは7月29日、南アフリカ共和国のダーバン工場に新モデルを導入するため、25億ランド(約154億円、1ランド=約6.15円)を投資すると発表した(7月29日付南ア政府サイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。2021年後半から新モデルの生産開始を予定している。

同国の自動車産業を所管するエブラヒム・パテル貿易産業相は「環境に優しい産業への経済構造改革だ」とコメントし、ダーバン工場が立地するクワズールナタール州経済発展・観光・環境庁の執行理事会メンバーも、新型コロナウイルスの感染拡大で経済が打撃を受ける中での本投資に謝辞を寄せた。

同社は、ハイブリッド車を既に南アで販売しているが、現地生産車にハイブリッドを搭載することによって環境にやさしいハイブリッド車のさらなる販売拡大を目指す。

ジェトロが8月5日に同社の現地関係者にインタビューしたところ、「南アは二酸化炭素排出など、地球環境に関する問題意識が欧州、北米、日本などに比べて発展途上であり、(今回の投資によって)製品を通じて環境問題への有効な対策として提起することができると考える。加えて通常のエンジンと比較して燃費の優位性は明らかで、その点も顧客に直接感じて頂けるメリットとしてアピールしていきたい」とコメントがあった。製造する具体的な車種名は現時点では非公表ながら「セダンではない」としている。

南アトヨタは2019年にもハイエースの現地調達率を向上させる投資を発表している(2019年10月25日記事参照)。ハイエースは、南アを走るミニバスタイプの商用車のカテゴリーでは9割超のシェアを誇る。同年には日産自動車もプレトリア郊外にある同社ロスリン工場拡張のための、30億ランド(約185億円)の投資を発表しており(2019年4月4日記事参照)、日本の自動車メーカーの積極的な投資が相次いでいる。

(蓑和希典、上田勲)

(南アフリカ共和国)

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