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第2四半期のGDP成長率は前年同期比マイナス9.3%

(オランダ)

アムステルダム発

2020年08月18日

オランダ中央統計局(CBS)は8月14日、2020年第2四半期の実質GDP成長率(速報値)を前年同期比でマイナス9.3%と発表した。これまでの最大の下げ幅だった2009年第2四半期のマイナス4.6%を大きく上回った。なお、前期比ではマイナス8.5%だった。

需要項目別に前年同期比でみると、最終消費支出は8.8%減で、GDP成長率を6.0ポイント押し下げた、うち家計支出が、新型コロナウイルス感染拡大防止措置による外出自粛要請でフードサービス、レクリエーションなどへの支出が大幅に減った結果、11.8%減となり、GDP成長率を5.2ポイントと押し下げた。衣類、乗用車および燃料などへの支出も減少した一方、食品、家具、電化製品への支出は増加した。政府支出は3.5%減となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、病院などでの治療が避けられたことから、ヘルスケア関連の支出が少なかったためとみられる。

総固定資産形成は10.7%減で、家計消費とともに、GDP成長率を押し下げる主要因となった。輸送機器、住宅、オフィスビル、機械設備への投資が減少した一方、コンピュータへの投資は増加した。

財・サービスの輸出入は、輸出が10.9%減だった。特に輸送機器、石油製品、機械などの輸出に加え、オランダに訪れる旅行者の支出減によるサービス輸出が大幅に減少した。輸入も9.5%減となり、純輸出も経済成長を抑制した(添付資料表1参照)。

産業別にみると、ほとんどの産業で前例のないマイナス成長となった。3月中旬から外出自粛要請が始まり(2020年3月27日記事参照)、6月1日から制限付きで店舗は営業を再開しているが(2020年5月12日記事参照)、特に、文化、レクリエーション、その他のサービスに与える影響が大きく、37.4%減と大幅な減少を記録した。商業、交通、宿泊、フードサービスも16.6%減だった。

公共サービス、教育、福祉は9.6%減で、病院で多くの診察や手術が延期またはキャンセルされたことによる。製造業は7.9%減となった(添付資料表2参照)。

(高橋由篤)

(オランダ)

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