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保健相がブリーフィング、引き続き検査を通じて新型コロナ感染拡大の実態把握

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年08月13日

南アフリカ共和国のズウェリ・ムキゼ保健相は8月5日、国内の新型コロナウイルスの感染状況に関するメディア向けブリーフィング外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますをオンラインで行った。8月1日にシリル・ラマポーザ大統領が行った新型コロナウイルス感染対策に関する国民演説(2020年8月6日記事参照)に続き、保健相自らが感染拡大状況に関する詳細を説明した。

同相は、国内の累計感染者数が52万人を超えた一方で、検査件数も増え続けていることは好ましいことだとし、累計検査件数は300万件を超え、人口1人当たりの検査件数は諸外国と比べても良好な水準にあると述べた。

また、幾つかの州で新規感染者数が横ばい傾向になっている理由が、検査件数の減少、もしくは人々が新型コロナウイルスに感染しづらくなっているのかという疑問を検証すべく、以下の3つの指標からも評価していると述べた。

  • 入院患者および感染の疑いのある人の減少
  • 病院の(病床数などの)キャパシティを超えていない
  • 感染が急拡大しても死者数は大幅に増えていない

また、ムキゼ保健相は、「慎重ながらも楽観的な(cautiously optimistic)」見方もあるが、感染者数の減少が始まっていると断定するには時期尚早で、引き続きこれらの指標のモニタリングを続け、検査を通じて感染拡大の実態把握に努める必要がある、とした。同相はさらに、世界保健機関(WHO)が南アの要請に応じて43人からなる感染対策チームの派遣を決定したことに対し、テドロス・アダノム同事務局長に対して謝意を示した。

8月5日時点の州別の累計感染者数の構成比では、人口規模で最大のハウテン州が全体の35.0%を占めて最も多く、感染が早期に拡大した西ケープ州が18.5%と続く。しかし、これらの州の新規感染者数の増加は鈍化傾向にあるとみられている一方で、第2の人口を擁するクワズル・ナタール州での感染拡大傾向が続くことから、ムキゼ保健相は同日、同州を2日間にわたり訪問・視察すると発表した。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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