新たな国際便受け入れと出入国措置を発表、出国時のPCR検査陰性証明書は不要に

(バングラデシュ)

ダッカ発

2020年08月07日

バングラデシュ航空局は7月31日、新たに商業旅客便の受け入れ措置と出入国時の措置について発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

中国とマレーシア、カタール、スリランカ、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)、英国の7カ国からの商業旅客便の受け入れに加えて、本措置では新たにモルディブからの受け入れが可能となった。

また、バングラデシュを出国する際、出発の72時間以内に発行された新型コロナウイルス陰性証明書の提出(2020年7月28日記事参照)は不要となった。また、バングラデシュから目的地に入国する際、陰性証明書の提出が必要な場合は、政府指定の検査機関PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で証明書を取得する必要があると通知した。出国時の問い合わせ窓口は以下となる(電話番号:+8801726-921245、Eメール:tanzia1086@gmail.com外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

一方、バングラデシュに入国する際は、出発72時間以内に発行された新型コロナウイルス陰性を証明する健康証明書の提出が依然必要としている。日系旅行会社HISダッカ支店の熊木大輔支店長によると、8月6日時点でマレーシア航空が運航を再開しているが、クアラルンプールでの乗り継ぎ時間が30時間以上あるため、バングラデシュ行きの利用には向いておらず、他の東南アジア経由のフライトも8月中は再開のめどが立っていないという。熊木支店長は、現時点では総移動時間に28時間を要するため、ドバイでの乗り継ぎ時間が13時間程度のエミレーツ航空利用が最短だとしている。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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