東京ガス、米シェールガス事業者を子会社化し生産基盤を強化

(米国)

ヒューストン発

2020年08月11日

東京ガスは7月29日、米国でシェールガスの開発・生産を行うキャッスルトン・リソーシズ(本社:米国テキサス州ヒューストン)への出資比率を46%から70%超に引き上げ、実質的な子会社とすることを発表した。

キャッスルトン・リソーシズは、東京ガスの追加出資を受けてルイジアナ州で新ガス田の権益を取得する。同社の鉱区の総面積は東京23区の約2倍に相当する約1,250平方キロに達し、天然ガスおよび天然ガス液(注1)の生産量は、ガス相当量で日量約800万立方メートルから約1.6倍の約1,300万立方メートルに増加する。

キャッスルトン・リソーシズの子会社化は東京ガスの米国子会社の東京ガスアメリカを通じて8月14日に完了する予定。なお、残りの30%弱の株式は米国のCCI USアセット・ホールディングズが保有する。

東京ガスは、米国南部ではテキサス州のイーグルフォード堆積層、バーネット堆積層などにも生産拠点を有しており、シェールガスとタイトサンドガスの生産量を増やしている。同社が米国シェールガス事業のオペレーターを子会社化するのは初めてで、テキサス州とルイジアナ州を中心にシェールガス生産事業の拡大を目指す。

8月10日の天然ガス(へンリー・ハブ、注2)の9月先物終値は、100万BTU(英国熱量単位)当たり2.153ドルで、8月に入ってから急激に値上がりしている。

(注1)Natural Gas Liquidsの訳語。天然ガスから分離・回収したコンデンセートなどの液体炭化水素。

(注2)米国の天然ガス指標価格。

(沖本憲司)

(米国)

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