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越境通勤を含む相互渡航、8月17日から開始

(マレーシア、シンガポール)

クアラルンプール発

2020年08月14日

マレーシア政府とシンガポール政府は7月14日に両国間の相互渡航再開に合意し、8月10日から申請受け付けを開始した。相互渡航は17日開始となる。公務またはビジネス上不可欠な相互出張を認める「相互グリーン・レーン(RGL)」と、越境通勤者を対象に定期的な往来を認める「定期通勤協定(PCA)」の条件に該当する者のみ渡航可能だ。RGL、PCAとも、マレーシアへの入国は「MyTravelPass外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」、シンガポールへの入国は「SafeTravel Pass外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を通じて申請する。

短期滞在は最大14日間

RGLでは、国籍を問わず両国の法定居住者が対象となる。利用に当たっては、入国10日前までに相手国側の所定の申請を完了すること、入国3日前以内および到着後にPCR検査を受けること、相手国が指定する健康管理・追跡アプリをダウンロードすること、滞在スケジュールを事前に提出することなどが条件で、原則として、入国後の隔離期間なしで最大14日間まで滞在できる(注)。ただし、渡航者の滞在に責任を負い、渡航者の代わりに申請を行う相手国法人または政府機関が必須となる。例えば、在マレーシア日系企業で働く日本人駐在員がシンガポールに渡航する場合、シンガポールに所在する関連会社や取引先企業などがRGLの申請を行う。

PCAは相手国に90日以上滞在が条件

PCAは、マレーシアまたはシンガポールの国籍者または永住者で、相手国での有効な長期就労ビザ所持者が対象となる。相手国に90日以上滞在すれば、一時的な休暇で母国に帰国することが可能だ。利用に当たっては、マレーシア入国の10日前、あるいはシンガポール入国の7日前までに申請を完了すること、入国後7日間の隔離を行うこと、入国後の指定された日に新型コロナウイルス検査を受けることなどが条件となる。申請は、雇用者が従業員に代わって行う。母国に一時帰国する際は、帰国後にPCR検査を受け、陰性であれば隔離は免除となる。

RGLは渡航者の代わりに申請を行う相手国法人が必要なため、ハードルはやや高いが、両国で兼務している駐在員などにはメリットがあるだろう。マレーシア入国管理局によると、マレーシア側への入国上限数は、RGLが週400人、PCAが1日2,000人となっている。

(注)到着後のPCA検査の結果が出るまでは、滞在先での待機が必要。

(田中麻理)

(マレーシア、シンガポール)

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