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PCR検査を有料化、陽性率の変化にも要注目

(バングラデシュ)

ダッカ発

2020年07月13日

バングラデシュ保健省は6月28日、これまで国立病院や検査機関で無償で実施していたPCR検査を有料化すると発表した(添付資料:ジェトロ仮英訳資料参照)。

バングラデシュ国内のPCR検査数は5月末までは1日当たり1万件に満たない程度だったが、6月以降は同1万件を超え、26日には過去最高の1万8,498件となった。そこで、不必要な検査を防止することを目的に、国立病院や検査機関でPCR検査を実施する場合は200タカ(約260円、1タカ=約1.3円)、自宅で実施する場合は500タカの検査費用を課すこととなった。

PCR検査の有料化開始後、7月5日の感染者数は約3週間ぶりに3,000人を下回る2,738人だった。有料化による検査数減少が感染者数減少の一因として考えられる一方、同日の陽性率(PCR検査数に占める陽性者数の割合)は19.6%と、6月の平均陽性率の21.3%から大きな改善は見られていない(添付資料図参照)。週単位で比べても、7月第1週の平均陽性率は21.75%で、大幅な改善傾向にはない。今後はPCR検査を希望する場合でも、有料化が原因で受診できない国民が増加することも考えられ、正確な感染者数の把握に支障が生じる可能性もある。

7月9日時点でバングラデシュの新型コロナウイルス感染者は計17万2,134人、うち死者は2,197人と発表されている〔バングラデシュ伝染病研究所(IEDCR)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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