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上半期の直接投資、一部の大型案件以外は低調

(ベトナム)

ハノイ発

2020年07月29日

ベトナム外国投資庁によると、2020年上半期(1~6月)の対内直接投資(認可ベース、6月20日時点の速報値、出資・株式取得を除く)は、新規・拡張の合計で1,944件(前年同期比17.3%減)、認可額は121億6,097万ドル(17.5%増)だった。

シンガポール出資による南部バクリュウ省の液化天然ガス(LNG)発電所プロジェクトの新規投資(40億ドル)と、タイ出資による南部バリア・ブンタウ省の石油製品製造プロジェクトの拡張投資(約13億8,600万ドル)が認可額の増加を牽引した。計画投資省によると、新規・拡張の認可額は増加したが、その大部分は2019年以前に申請を受けて交渉されていた大型案件によるものだという。10億ドル規模の大型案件を除くと、2020年上半期の認可額は前年同期の65.5%にとどまる。

業種別では、製造が首位になったが、件数・認可額ともに前年同期よりも落ち込んだ。他の主要業種でも、件数は全体的に低調だった(添付資料表1参照)。

国・地域別の認可額では、上述の大型案件を含むシンガポールとタイが上位となった(添付資料表2参照)。中国は南部タイニン省における山東金宇タイヤ(SHANDONG JINYU TIRE)出資のトラック・バス用タイヤ工場の新規投資(3億ドル)、北部ハイフォン市でのUSIの電子回路基板製造工場の新規投資(2億ドル)が牽引したが、件数・認可額ともに前年同期比で減少した。台湾は北部ハナム省のコンピュータ組み立て工場の新規投資(2億7,300万ドル)など複数の製造案件が牽引し、件数・認可額ともに増加した。認可額で5位となった香港の最大の案件は、中国系の天虹紡織集団(テクスホン)による北部クアンニン省のニット生地製造工場の新規投資(2億1,400万ドル)だった。

ベトナムへの投資が累計で最も多い韓国は、件数が522件(25.2%減)で1位となったものの、認可額が8億8,107万ドル(50.1%減)で6位にとどまった。日本は件数が223件(31.8%減)で韓国、中国に続く3位、認可額が6億3,652万ドル(59.5%減)で7位だった。

(庄浩充)

(ベトナム)

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