浙江省杭州市にライブコマース産業園区を建設

(中国)

上海発

2020年07月03日

浙江省杭州市の杭州高新区(濱江)ハイテク産業園区は6月9日、ライブコマース産業園区建設に関する記者会見を行った。

杭州高新区(濱江)の沈建宣伝部部長は、ライブコマース産業園区では、ライブ動画配信プラットフォームを専業としている企業、MCN(マルチチャンネルネットワーク)機構、インフルエンサーが起業した企業、デジタルコンテンツ制作および運営企業、ライブコマース産業の発展に対して技術サポートなどを提供する関連企業を重点的に誘致および育成すると明らかにした。

ライブコマースは近年市場規模が拡大している。また、新型コロナウイルスの影響で、ライブコマース利用者の規模は5億5,000万人に達するとみられ、まさに経済成長の突破口となっている(「中国日報網」6月12日)。

同日、杭州高新区(濱江)は「ライブコマース発展の育成に関する実施意見」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの意見募集を開始した。同意見募集では、産業集積群の構築や産業連盟の立ち上げといった目標に加え、園区に拠点を持つ企業のブランド化活動、研究開発、株式上場などに対する補助金支給を行うとしている。

(侯恩東)

(中国)

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