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一部地域で衛生措置が緩和

(チリ)

サンティアゴ発

2020年07月13日

6月の下旬から7月にかけて、チリにおける新型コロナウィルス感染者の増加に落ち着きが見られる。地域によって状況はさまざまだが、国内全体のアクティブな感染者数(注)については、6月21日に3万7,307人の過去最高値を記録した後に減少し続け、7月9日の発表では2万4,612人と発表された。このような背景を踏まえ、チリ保健省は段階的な衛生措置の緩和に言及し、7月8日の定例会見中に新規感染者の増加数が著しく少ないロス・リオス、アイセンの2つの州において、7月13日より以下の5つの緩和措置を導入することを発表した。

  • 施設全体の25%以下の収容率での映画館、劇場の営業再開
  • 施設全体の25%以下の収容率でのレストラン、カフェの営業再開
  • 従前まで緊急性を伴わないという理由で延期されていた医療施設における手術の再開
  • 無観客によるスポーツイベントの再開(室内の場合は最大で10人、屋外の場合は最大で50人)
  • 外出禁止措置の対象となっている75歳以上の高齢者への1日1回の外出許可

一方で、依然として首都圏州以北の州ではアクティブな感染者数が増加しており、従事者の感染が多い鉱業に注目が集まっている。鉱業が盛んなアントファガスタ州においては、外出禁止措置が拡大されたことを背景に、関連各社では既に対策措置を講じている(2020年7月1日記事参照)。通常時であればおよそ23万人いる労働者は14万人程度に減り、うち約1万3,000人はテレワークによる勤務となっている。しかし、バルド・プロクリカ鉱業相は7月6日、鉱業労働者における新型コロナウィルス感染者数はおよそ5,000人に達しており、死亡者も12人確認されていると発表した。国内には鉱業へのさらに厳しい規制の導入を望む声も存在し、今後の動向が注目される(「エル・ディアリオ・フィナンシエロ」紙7月7日)。

(注)累計感染者数から死者数と回復者数を引いた数

(佐藤竣平)

(チリ)

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