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「コロナ禍」で2020年経済成長率はマイナス6.25%と予測

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年06月05日

ブラジル中央銀行は、5月29日付中銀週次レポート「フォーカス」で2020年のGDP成長率予測をマイナス6.25%と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止措置で外出自粛や営業規制が敷かれたことで経済が低迷するためとする。ちなみに同予測値は16週連続で低下している。消費者物価指数も景気低迷により12週連続で低下し、インフレ率の予測値は年率1.55%となった。

現在の3.00%の政策金利(SELIC)については、2020年末の予測値は2.25%としている。市場関係者によると、6月17日開催予定の金融政策委員会(COPOM)では、国内景気を刺激するために0.75ポイントの大胆な利下げが見込まれるとする。

基礎的財政収支(GDP比)は、新型コロナウイルス感染による影響で、緊急対策を打ったことから財政支出は11週連続で赤字が拡大し、GDP比8%の赤字となった。今回のレポートでは財政支出が一巡したため、同パーセンテージで据え置かれた。

この「フォーカス」は、ブラジル国内100機関以上の金融機関を対象として行った予測をアンケートでまとめたもので、毎週金曜日の集計を基に平均値を算出し、翌週の月曜日に公表される。中銀のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで英語版が入手できるほか、同行の専用ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで無料定期購読も可能だ。

「フォーカス」には経済指標の予測平均値に対する要因分析はないが、同レポートはブラジルを代表する経済指標予測として幅広く利用されている。対象となる指標は消費者物価指数(IPCA)、GDP成長率、対ドルレート、政策金利(SELIC)目標、工場生産上昇率、経常収支、貿易収支、直接投資受入額、GDP比公的部門純債務、GDP比基礎的財政収支など広範囲に及ぶ。

(大久保敦)

(ブラジル)

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