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ボゴタ市、7月1日までの新たな外出規制を発表

(コロンビア)

ボゴタ発

2020年06月18日

ボゴタ市は6月15日、6月16日から7月1日までの新たな経済活動再開時や外出時の規制を発表した。6月1日以降、国内において商業など多くの業種で活動再開が進む中、ボゴタ市は市内での新型コロナウイルス感染者数の多さから再開を保留していた。

ボゴタ市が許可する業種で事業を再開する場合、事業所ごとにボゴタ市のウェブサイトを通じ申請し、許可を得る必要があるが、これまで許可されていた製造業、建設業などに加え、非必需品の卸売・小売業、家庭向けサービス(勤務開始は午前10時からに限る)も対象となった。同時に、以下のとおり新たな営業・操業時間が発表された。

  • 住宅地域以外における製造業、建設業は午前10時から午前5時まで
  • 住宅地における建設業は午前10時から午後8時まで
  • 非必需品の卸売り・小売り、公共サービスは正午から午前0時まで
  • 必需品、緊急用品の小売り、医療サービスなどは営業時間制限なし
  • 専門的技術的サービスについては交代制を実施し、従業員の80%はテレワークをさせる

このように経済活動の緩和を進める一方で、市民が商業、サービス施設に出向く場合の制限が新たに加えられた。身分証明書番号の末尾が偶数の場合、偶数日の外出が、奇数の場合は奇数日の外出がそれぞれ禁止される。なおこの規定に基づく入場制限などの管理は施設側が行うこととされ、違反が見つかった場合は閉店などの罰則がある。ただし同措置は施設の従業員には適用されない。また収容人数は35%を超えてはならず、マスク着用とソーシャルディスタンスの維持は引き続き義務付けられる。

6月15日現在のコロンビアにおける新型コロナウイルス感染者数は5万3,063人で、全体の31%に当たる1万6,404人がボゴタ市に集中している。同市のクラウディア・ロペス市長は6月11日、ボゴタ市における新型コロナウイルス感染患者の対応が可能なICUベッドの占有率が50%を超え警戒水域に達したとし、危機感を示していた。

同市はこれまでも政府に先んじて外出禁止措置を導入する、再開業種を保留するなど、非常に慎重な方針を続けているが、そのことが同市長への80%を超える高い支持率にもつながっている。レストランの再開も間近とみられるメデジン市など他の主要都市とは対照的に、首都ボゴタ市では今しばらくの我慢が強いられそうだ。

(豊田哲也)

(コロンビア)

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