米国土安全保障省、カナダ、メキシコとの間の不要不急の渡航制限を7月21日まで延長
(米国、カナダ、メキシコ)
ニューヨーク発
2020年06月17日
米国国土安全保障省は6月16日、カナダとメキシコとの間の不要不急の渡航の規制を両国との合意の下、7月21日まで延長すると発表した。これは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3カ国が3月21日以降、それぞれの国の間での渡航を制限している措置を延長するもの。これまで30日ごとに延長しており、現行の期限は6月22日までとなっていた(2020年5月21日記事参照)。
貿易は引き続き制限されず、必要不可欠な業務や緊急の理由による渡航は影響を受けない。また、本規制は、空路、貨物列車、海路での移動については適用されない。
チャド・ウルフ国土安全保障長官代行は「現行の渡航制限が機能していることに加えて、新型コロナウイルスの新たなホットスポットが確認されている状況において、当省は引き続き、カナダとメキシコとの間の陸路における不要不急の渡航を制限する」との声明を出している。
(磯部真一)
(米国、カナダ、メキシコ)
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