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ジャカルタ、「経済活動再開」への移行期間を開始

(インドネシア)

ジャカルタ発

2020年06月08日

ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は6月4日、インターネット上で記者会見を行い、6月5日から6月末まで、大規模社会制限の移行期間フェーズ1に移行すると発表した。同期間に順次、制限付きで経済活動を再開する。活動再開に当たる一般原則として、体調不良者の外出禁止、自宅外でのマスク着用や安全な距離(1メートル)の確保、活動に当たり収容人数、従業員数はキャパシティの50%を上限とすることなどを定めた。これにより、6月8日からオフィス、工場、倉庫は従業員数の半数を上限に出社可能となり、独立型のレストランは最大収容人数の半数を上限に店内飲食が許可された。ショッピングモールも6月15日から制限付きで活動再開が認められた。他方、学校はフェーズ2に当たるとし、6月中の再開を見送った。フェーズ1は6月末を目途に、感染拡大状況に応じて延長するとされた。

事業セクターごとの事業再開スケジュール

ジャカルタ特別州のプレスリリースPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、活動再開のスケジュールは以下のとおり。いずれも収容人数、従業員数などの50%までとされている。

  • 6月5日(金):礼拝所、屋外の運動施設
  • 6月8日(月):オフィス(注1)、工場(注2)、倉庫、独立型のレストラン(注3)、独立型の小売店、美術館、図書館 〔(注1)オフィスについては、アニス知事の発表によると、出社する従業員を2組に分け、各組で出退勤時間に2時間の時差を設けること、昼食休憩時間もずらすこと(例:A組 午前7時出社、午前11時昼食休憩。B組 午前9時出社、午後0時半昼食休憩)。(注2)工場は指定の病院やクリニックを有すること。(注3)ビュッフェ形式は禁止。キャッシュレス払いを推奨。〕
  • 6月15日(月):ショッピングモール(注4)、市場 〔(注4)映画館、美容院、カラオケなど、フェーズ1の開業対象となっていないテナントは対象外〕。
  • 6月21日(土):動物園、屋内外の遊園地

なお、自家用車の利用は、同居家族と利用する場合に限り定員まで乗車を許可された。家族外と乗る場合や、タクシーは定員の50%までとした。

州内66の区域で引き続き感染拡大に注意

アニス州知事は記者会見で、6月1日以降は新型コロナウイルスの感染拡大の勢いを示す、実効再生産数が1.0を下回っているとしつつも、州内に2,438ある町内会連合体(RW)の内、約2.5%に当たる66のRWでは、いまだ感染拡大を厳しくコントロールする必要があるとした。該当するのは、東ジャカルタ15RW、西ジャカルタ15RW、中央ジャカルタ15RW、南ジャカルタ3RW、北ジャカルタ15RW、諸島部3RWで、詳細はジャカルタ特別州政府のウェブサイトPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)参照。

(山城武伸)

(インドネシア)

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