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MIGA、アジト発電所の拡張に向けた7,460万ドルの保証を提供

(コートジボワール)

アビジャン発

2020年05月13日

多数国間投資保証機関(MIGA)は4月23日、コートジボワールのアジト火力発電所の拡張(アジト第4期計画)プロジェクトに対し、契約不履行などのリスクをカバーする7,460万ドルの保証提供を承認した。

MIGAのプレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、同プロジェクトは、既存のガスタービン・コンバインドサイクルプラントに253メガワットの新たなガスおよび蒸気タービンを拡張するもので、これによりアジト発電所の能力は710メガワットに拡大し、年間2,000ギガワット時の追加電力を供給することが可能になるという。これは、コートジボワール全体の電力の3割強にあたる。

最新技術が導入される発電設備により、発電コストとガス排出量が大幅に削減され、増大する国内および西アフリカ地域の電力需要を満たすことに寄与するとともに、新たに数十万の世帯や事業者へ電力供給が可能となるとしている。

MIGAの俣野弘長官は、「今回の保証引受は、新型コロナウイルス感染の影響と対内直接投資の冷え込みが懸念されるコートジボワールで、消費者へ低コストで安定した電力を供給するため投資家への支援を継続していく姿勢を表すものだ」とコメントした。

アジト火力発電所の事業会社アジトエナジー(Azito Energie)は1998年、コートジボワールで設立された。株主構成は2019年7月1日時点で、アフリカ有数の独立系発電事業者Globeleqが76.9%、アガ・カーン経済開発基金(AKFED)傘下機関のIPS WEST AFRICAが23.1%となっている。

第4期計画では、Globeleq、IPSの融資に加えて、国際金融公社(IFC)がリードアレンジャーとして、多数の国際開発金融機関が参画したシンジケートローンを組成した。

世界銀行はIFC、国際開発協会(IDA)、MIGAとともに、過去20年にわたり、コートジボワールの電力事業を支援してきた。コートジボワールは1990年代初頭に、サブサハラ・アフリカで初めて電力事業を民間資本に開放。配電・送電部門が1990年に民営化され、1994年にはアフリカ初の独立系発電事業者が参画した。

(渡辺久美子)

(コートジボワール)

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