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外出規制が一部緩和もマニラやセブは5月31日まで規制継続

(フィリピン)

マニラ発

2020年05月14日

フィリピン大統領府のロケ報道官は5月12日、広域隔離措置(ECQ)(注1)について、マニラ首都圏、ラグーナ州、パテロス町(以上、ルソン地方)、セブ市(ビサヤ地方)は5月16日から31日まで、修正広域隔離措置(Modified ECQ、以下MECQ)を実施すると発表した。

ロケ報道官は、MECQでは、ECQにおいて認められていなかった必要不可欠な物資・サービスの調達のための公共交通機関の運行や、一部産業の操業を許可するとした。一方、MECQにおいて新たに操業が許可される産業について明確な発表は行わなかった。操業が許可される産業について、貿易産業省(DTI)のラモン・ロペス長官は、「感染拡大リスクが比較的低く、雇用の面で経済効果の高い産業は、MECQにおいて操業が許可されることになるだろう」と地元紙にコメントしている(5月13日付ビジネスワールド)。なお、ECQにおいては、電気・ガス・水道といった公益事業、スーパー、物流、銀行といった必要不可欠な業種の操業が認められており、輸出型産業やアウトソーシング産業については条件付きでの操業(注2)のみ認められていた。

国内のMECQ対象外の地域については、一定条件下での公共交通機関の運行やショッピングモールの営業再開を許可する一般的コミュニティ隔離措置(GCQ)と、必要最小限の衛生基準のもとさらに幅広い社会経済活動を認める修正一般的コミュニティ隔離措置(Modified GCQ、以下MGCQ)を発動する2種類の地域を定めた(新たに許可される社会経済活動の詳細は未発表)。

5月16日から31日までの各種措置の対象地域は以下のとおり。

【MECQ対象地域】

○ルソン地方:マニラ首都圏、ラグーナ州、パテロス町

○ビサヤ地方:セブ市

【GCQ対象地域】

○ルソン地方:

コルディリエラ行政区域(CAR):アブラ州、アバヤオ州、ベンゲット州、イフガオ州、カリンガ州、マウンテン州、バギオ市

カガヤンバレー地域(地域2):バタネス州、カガヤン州、イサベラ州、ヌエヴァ・ヴィスカヤ州、キリノ州、サンティアゴ市

中部ルソン地域(地域3)アウロラ州、バターン州、ブラカン州、ヌエヴァ・エジハ州、パンパンガ州、タルラック州、サンバレス州、アンヘレス市、オロンガポ市

カラバルソン地域(地域4A)カビテ州(*)、ケソン州、リザ-ル州、バタンガス州、ルセナ市

○ビサヤ地方:

中部ビサヤ地域(地域7):ボホール州、セブ州、ネグロス・オリエンタル州、シキホル州、マンダウエ市、ラプラプ市

○ミンダナオ地方:

サンボアンガ半島地域(地域9):北サンボアンガ州、南サンボアンガ州、サンボアンガ・シブガイ州、サンボアンガ市、イサベラ市

ダバオ地域(地域11):ダバオ市(*)、ダバオ州(*)、北ダバオ州、南ダバオ州、西ダバオ州、東ダバオ州

カラガ地域(地域13):北アグサン州、南アグサン州、ディナガット島、北スリガオ州、南スリガオ州、ブトゥアン市

(*)の地域については、5月14日時点で再検討される予定。

【MGCQ対象地域】

上記以外の地域。ただし、ルソン地方のイロコス地域(地域1)の北イロコス州、ラ・ウニョン州、バンガシナン州、ダグパン市については、5月14日時点で再検討される予定。

(注1)5月15日を期限としてマニラ首都圏など感染拡大リスクが比較的高い地域を対象に実施している外出禁止令や公共交通機関の運行停止などを含む広域隔離措置(ECQ)

(注2)従業員の出勤用のシャトルバスと宿泊施設の自社での確保

(坂田和仁)

(フィリピン)

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