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米市民、韓国やドイツの新型コロナウイルス感染への対策を高評価、米シンクタンク調査

(米国)

米州課

2020年05月26日

米国シンクタンク、ピュー・リサーチ・センター(PRC)は5月21日、新型コロナウイルス対策などに関するアンケート結果を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした(注1)。これは、世界各国の新型コロナウイルス感染への対策を米国人がどう評価しているかなどを調査したもの。

各国の新型コロナウイルス感染拡大への対応の評価としては、大規模な検査を行うなどの動きが際立っていた韓国とドイツの対応を「素晴らしい」あるいは「良い」と評価する割合は、両国ともに61%と高かった。英国は49%で、イタリアは34%、中国は33%という結果だった。

自国の米国に対して評価するは47%で英国よりも低く、評価しない(「まあまあ」あるいは「良くない」)は52%と評価は分かれた。支持政党別では、評価するとの回答は共和党支持者では71%だったが、民主党支持者では27%と低く、支持政党によって評価に大きな違いがあった。

世界保健機関(WHO)に対しては、評価するが46%、評価しないが51%と評価が分かれた。こちらは、評価するとした民主党支持者が62%だったのに対し、共和党支持者では28%と評価が低かった。

感染拡大を抑えるために他国の対応を参考にできると思う人は84%(「強く思う」46%、「かなり思う」38%)と大多数だった。回答者の学歴が高くなるほど、参考にできると思う人の割合が高かった。参考にできると思うと回答した民主党支持者は91%と共和党支持者(75%)を上回った。

米国は自国の問題に集中すべきかどうかという問いに対しては、「自国に集中すべき」が60%と多数を占め、「他国を支援すべき」は39%だった。学歴が高くなるほど、「他国を支援すべき」とする傾向が強かった。共和党支持者では、「自国に集中すべき」が76%と民主党支持者の46%を大きく上回った。

新型コロナウイルス感染拡大後の中国の世界に対する影響力については、50%が「減少する」と回答した。「変わらない」が31%、「増大する」が17%だった。

また、PRCが同日発表した新型コロナウイルス対応の医療に関するアンケート結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)によれば、感染拡大防止のために人との距離を保つソーシャル・ディスタンシングの措置の有効性について聞いたところ、「大変有効だった」と回答した人は59%と有効性を認める人が多かった。感染拡大の理由としては、「ウイルスの感染力の強さ」と答えた人が68%、「検査体制の不備」が58%、「ソーシャル・ディスタンスの順守不足」が57%という結果だった。

(注1、2)調査の実施時期は、2020年4月29日~5月5日。対象者は全米の1万3,459人、回答者は1万957人。

(松岡智恵子)

(米国)

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