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3月の米カリフォルニア州失業率は5.3%、統計開始以来最大の悪化幅を記録

(米国)

サンフランシスコ発

2020年04月22日

米カリフォルニア州労働開発局(EDD)は4月17日、3月の同州の失業率(速報値)を5.3%と発表した。前月(3.9%)から1.4ポイント上昇し、1976年の統計開始以来、単月として最大の上昇を記録した。3月の非農業部門の雇用者数は前月から9万9,500人減少した。カリフォルニア州で120カ月続いていた雇用拡大の記録が止まった。

雇用者数の増減を産業別にみると、11の産業分類のうち、6つの産業で前月と比べて雇用者数が減少した。娯楽・接客業(6万7,200人減)、その他サービス業(1万5,500人減)、建設業(1万1,600人減)などで減少が大きかった。

EDDの4月16日の発表によると、カリフォルニア州の新規失業保険申請件数は4月11日までの4週間で270万件に上った。17日に会見したギャビン・ニューサム知事は、現下の経済状況を「(新型コロナウイルス)感染症の大流行が引き起こした不況」と述べた。

EDDの4月17日の発表によると、サンフランシスコ都市圏(注)の3月の失業率(速報値)は2.9%と、2017年9月以降で最も高い水準となっている。3月の従業員の増減を産業別に見ると、娯楽・接客業(5,900人減)や対事業所サービス業(5,700人減)などで大きく減少した。

テック系企業にも人員整理の動き

4月に入り、サンフランシスコに本社を置くテック系企業にも人員整理の動きがみられる。飲食などのコミュニティサイトを運営するイェルプ(Yelp)は4月9日、全ての幹部の給与を20~30%削減することなどに加え、従業員1,000人を解雇し、さらに1,100人を一時帰休させる計画を、社員宛てのメールを公開するかたちで発表した。オンラインチケットサービスを提供するイベントブライト(Eventbrite)は4月8日、1億ドルの経費削減計画を発表した。計画の一部として、従業員を世界規模で45%削減する予定という。

(注)サンフランシスコ郡とサンマテオ郡が該当。

(石橋裕貴)

(米国)

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