カザフスタン政府、日本含む57カ国対象のビザ免除措置を11月まで停止

(カザフスタン)

タシケント発

2020年04月27日

カザフスタン政府は4月17日、日本を含む57カ国国民への30日間の査証(ビザ)免除措置を2020年11月1日まで停止する決定を行った。

カザフスタン首相府ウェブサイトに発表されたのは政府決定第220号(2020年4月17日付)で、特定国籍者に対し片務的にビザ免除を認めた2012年1月21日付政府決定第148号第17項の効力を11月1日まで停止するとしている。

新型コロナウイルス感染の終息状況次第では、11月1日以前にビザ免除措置が再開される可能性もある。政府決定第220号が継続する間は、日本および周辺国からカザフスタンに出張・入国しようとする日系企業関係者(および観光客など)はビザ取得が必要になるため注意が必要だ。

一方、カザフスタンとの間で2国間の査証免除協定が締結されている国(ロシアなど)の国籍保有者は今回の政府決定の対象外で、引き続きビザなしでカザフスタンに渡航できる。

(高橋淳)

(カザフスタン)

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