政府機関・オフィスの業務停止と自宅待機期間を4月11日まで延長

(バングラデシュ)

ダッカ発

2020年04月06日

新型コロナウイルス感染拡大のさらなる予防措置として、バングラデシュ政府は4月1日、原則として全ての政府機関、オフィスの業務停止期間を7日間延長し、4月11日までとすることを発表した。

政府通達によると、青果市場や薬局、医療サービスなどは対象外とし、輸出志向型の工場は引き続き必要に応じて操業できるとしているが、公共交通機関が停止するため、従業員が集まらず閉鎖に追い込まれた日系企業が多く、引き続き閉鎖となる可能性が高い。

また、銀行は4月2日までは午前10時から正午まで営業していたが、4月5日以降は午後1時まで1時間延長して営業することとしている。4月2日に銀行を利用した日系企業関係者によると、国内送金については問題なく行われたという。しかし、小切手の現金化や送金手続きには時間を要する可能性があるため、営業開始直後に店舗に行くなどして、余裕を持って手続きをする必要がありそうだ。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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