2019年の乗用車組み立て台数、前年比49.3%増

(カザフスタン)

タシケント発

2020年04月28日

ジェトロがカザフスタン自動車ビジネス協会(AKAB)から4月16日に入手した資料によると、2019年のカザフスタンの乗用車生産台数は4万4,861台で、前年比49.3%増となった(添付資料参照)。カザフスタンの組み立て大手サルィアルカアフトプロム(北部コスタナイ市)は、現代自動車(韓国)、ラボン(ウズベキスタン)、JAC(中国)ブランドなどの乗用車を中心に前年比2倍となる2万4,861台を組み立て、同じく大手アジアアフト(東部ウスチ・カメノゴルスク市)の生産台数の2万台を追い越した。中でも、ラボンブランドの生産台数(5,366台、前年比10倍)の増加が目立つ。

ラボンブランドは、ウズベキスタンの自動車組み立て大手ウズオートモータ-スが国外向けに展開する乗用車ブランド(注)。ウズオートモータースは2020年3月28日、カザフスタンのサルィアルカアフトプロム工場内で自社ブランド・ラボンに代えて、米国自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーブランドの「コバルト」「マリブ」(乗用車)、「ダマス」「ラボ」(商用車)の組み立てを開始した。第1段階として、年間2万6,000台(うち1万3,000台は輸出を想定)の組み立てを目指す。また、将来的に「トラッカー」「トレイルブレイザー」などのスポーツ用多目的車(SUV)の組み立ても視野に入れている。

トラックなど貨物自動車の組み立て台数は、3,563台で前年比2倍強となった。トラック・バス組み立て大手のセムアズ(東部セメイ市)が、ガズ(ロシア)ブランドの3302、ネクストシリーズなどの組み立て台数を大きく伸ばし、前年比3.8倍の1,709台となった。

バス、マイクロバスは、前年比3倍となる1,070台(表参照)。サルィアルカアフトプロムが組み立てる中国ブランドのバスが台数を伸ばしている。

(注)ウズベキスタン国内では、シボレーブランドの乗用車を製造している。

(高橋淳)

(カザフスタン)

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