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新型コロナ感染拡大で利用可能な航空便が激減

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年04月13日

ブラジルでは4月以来、新型コロナウイルスの急激な感染拡大期に入り感染者と死亡者が急増している(保健省発表による感染者:Casos Confirmados、死亡者:Óbitos、感染死亡率:Letalidadeの最新値外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。ブラジル政府は3月末までに陸・海・空路での外国人の渡航者の入国を原則禁止している。これにより、ブラジル離発着の国際線と、国際空港に接続する国内線の運航数が激減している。

ブラジルは日本との直行便がなく、進出日本企業の駐在員などを一次帰国させるためにも運行状況の把握は重要だ。そこで、事態を重く見た日本の在外公館は、帰国を想定したブラジル出国便参考情報を定期的に更新している(最新版外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。4月10日付ブラジル出国便参考情報によると、4月11~17日の1週間でブラジルから出国が可能な空港は、サンパウロのグアルーリョス国際空港(18便)ほか同国際空港経由便3便の計21便に限られている。ウェブサイトでの検索によると、上記期間で利用可能な航空会社は、ユナイテッド航空(含む全日空共同運航)、エアフランス航空、ルフトハンザ航空(含む全日空共同運航)、カタール航空などとなっている。

ラタン航空は4月9日、需要減少と感染拡大防止のため、13日から減便を開始し4月末までに全国際線の運航を一時停止すると発表した。ラタン航空はチリのラン航空とブラジルのTAM航空が合併した南米最大の航空会社で、感染流行前には26カ国145都市への国際線を運行していた。

ブラジル国内線では、ラタン航空(2019年シェア34.7%)以外に内資系のゴル航空(同37.7%)とアズール航空(同23.6%)が運航しているが、減便が顕著だ。ラタン航空は4月の国際線と国内線を95%減便すると発表。ゴル航空とアズール航空も3月下旬にそれぞれ92%と90%の減便を発表している。

ブラジル上空の民間航空会社を含む飛行中全てのリアルタイム飛行情報は、航空機レーダー追跡サイト(フライトレーダー24外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で確認できる。現地紙「クローボ」系のウェブサイト「G1」が同追跡情報を確認したところ、4月7日12時点の全世界飛行航空機数は5,275機で前月7日と比較すると65%減となっている。ところが南米域内とブラジル国内の飛行航空機数では南米地域が80%減、ブラジル国内が90%減に及んでいる。

(大久保敦)

(ブラジル)

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