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米小売主要輸入港の輸入コンテナ量、3月は5年1カ月ぶりの低水準の見込み

(米国)

ニューヨーク発

2020年04月17日

全米小売業協会(NRF)と物流コンサルタント会社のハケット・アソシエイツが発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした「グローバル・ポート・トラッカー報告」(4月7日)によると、2020年3月の米国の小売製品の主要輸入16港における輸入コンテナ量は、前年同月比21.3%減の127万TEU(20フィートコンテナ換算)にとどまる見込みだ。港湾労働者によるストライキの影響を受けた2015年2月(121万TEU)以来、5年1カ月ぶりの低水準になるとされる。

NRFのサプライチェーン・税関担当副社長のジョナサン・ゴールド氏は「中国の工場が操業を再開し始めた中でも、米国の輸入は事前予想よりもはるかに少ない」とした。特に「(米国内の)多くの店舗が閉鎖され、何百万人もの失業者が出たことで消費者需要が影響を受けている」と述べた。一方で、「生活必需品に対する需要は依然として高く、店舗閉鎖によって貨物の滞留時間が長期化し、他のサプライチェーンにも影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。

2020年上半期までは大きな落ち込みが続く

2020年上半期の輸入コンテナ量についても、前年同期比15.1%減の893万TEUと予測され、落ち込みは長引くとみられている。月別には、4月が前年同月比17.6%減の144万TEU、5月が20.1%減の148万TEU、6月が21.4%減の141万TEUと、いずれも前年から2割程度の減少となっている。

ハケット・アソシエイツの創業者であるベン・ハケット氏は、現時点で「今年上半期の落ち込みが最も大きくなる見込みだが、都市封鎖の期間と(新型コロナウイルスの)世界的流行の広がりに不確実性があるため、下半期には改善しないかもしれない」と指摘した。

(樫葉さくら)

(米国)

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