感染・治安双方に注意、新型コロナウイルス死亡者数も100人超

(バングラデシュ)

ダッカ発

2020年04月21日

バングラデシュで4月20日、1日当たりでは過去最大となる492人の新型コロナウイルス感染者が確認され、感染者数は計2,948人となった。また、同日の死亡者数は10人となり、これまでの死者数は計101名となった。一方、回復した者は同日10人で、計85人となった(バングラデシュ伝染病研究所(IEDCR)発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

進出日系企業は、政府の感染拡大防止措置により4月25日まで休業としているが、今後の休業期間延長の可能性も見据え、一時退避を検討する企業も出ている。4月26日からは断食月(ラマダン)が開始される予定で、今後は治安にも注意する必要がある。なお、休業期間の長期化により、一般の治安状況へも影響が見られ、強盗などの被害も報告されている。自宅待機を徹底し、感染防止措置、危険回避にさらなる注意を払う必要がある。

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

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