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2019年度の貿易額、前年度比8%減に

(インド)

チェンナイ発

2020年04月27日

インド商工省は4月15日、貿易統計(速報値)を発表し、2019年度(2019年4月~2020年3月)の貿易額(輸出額と輸入額の合計)が7,815億ドルで前年度比8.0%減と、4年ぶりに前年度を下回ったとした。輸出額は3,143億ドルで前年度比4.8%減、輸入額は4,672億ドルで前年度比9.1%減となった。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1,529億ドルの赤字で、前年度比16.9%縮小した。これは、原油の国際価格の下落による輸入額の減少などが主因とされている。

商工省が同時に発表した3月の貿易統計では、輸出額が214億ドルで前年同月比34.6%減、輸入額が312億ドルで前年同月比28.7%減となった(表参照)。貿易収支は98億ドルの赤字で、前年同月比11.3%縮小した。

表 輸出入額および成長率の比較

品目別統計PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で2019年度の貿易を見ると、最大輸出品目の石油製品は前年比5.9%減の787億ドルとなったほか、電子製品は118億ドルで前年比33.3%増となった。輸入は、最大品目の原油・石油製品が1,294億ドルで、前年度比8.2%減少。原油・石油製品以外の輸入額は3,377億ドルで、前年度比9.5%減少した。

3月の実績でも、新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞を主因として軒並み前年実績割れとなり、輸出の主要30品目の中で前年同月比増加した品目は鉄鉱石(58.4%増)のみ、輸入では輸送機器(11.9%増)のみとなった。

この発表に対し、機械輸出促進機構(EEPC)のラビ・セーガル会長は「世界の主要経済国がロックダウン(封鎖)状態にある中で、この数字は驚きではない。(医薬品や必需品の物資を除き)国際貿易がほとんど停止状態に近いため、4月はより悪化するだろう」とした(「ビジネス・スタンダード」紙4月16日)。

(坂根良平)

(インド)

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