タシケント~成田、仁川間の全航空便が3月1日から運休

(ウズベキスタン)

タシケント発

2020年03月02日

ウズベキスタン政府は2月28日、新型コロナウィルス(新型肺炎)対策のため、タシケント~韓国(仁川)間の航空便全便の運航を3月1日から運休することを決定した。

現在、両国間で定期便を運航するウズベキスタン航空、アシアナ航空、大韓航空の3つの航空会社の全てが運航を停止する。当地の大韓航空オフィスによると、運航停止は2月28日付ウズベキスタン運輸省指示で決定された。3月5日までウズベキスタン航空によるチャーター便(自国民引き揚げのため)の運航が行なわれるが、現時点で定期便再開のめどは立っていないという。ウズベキスタン航空、アシアナ航空についてはフェイスブックで、同様の告知を行っている。

また、ウズベキスタン航空は3月1日、同日から同社が運航するローマ、成田間直行便の運航を一時的に運休するとフェイスブック上で発表した(タシケント~成田間直行便は3月5日から今シーズンの運航開始予定だった)。

タシケント~成田間の直行便、仁川経由便の運休が長期化すると、日本とウズベキスタン間のビジネス、航空貨物輸送、観光などに影響が出ることが懸念される。

(高橋淳)

(ウズベキスタン)

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