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日本など8カ国からの帰国者に自宅待機や休暇取得を推奨

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2020年03月09日

アルゼンチン保健省は3月7日、新型コロナウイルスに感染したブエノスアイレス市在住の64歳の男性が死亡したと発表した。新型コロナウイルス感染による中南米で初の死者となった。

この男性は糖尿病や高血圧、慢性気管支炎、腎不全など持病があり、2月25日に欧州から帰国した後、28日に発熱、せき、喉の痛みを訴えた。3月4日に同市内サンテルモ地区のガラハン公立病院で受診してそのまま入院、7日に死亡が確認された。

感染の疑いを検査しているマルブラン国家保健所・研究所本部(ANLIS)では8日、さらに3件の感染を確認し、国内での感染件数は12件に上った。3月8日付「ラナシオン」紙によると、このうち、43歳の男性が米国ボストン市から帰国したことが判明し、欧州以外からの帰国者で感染が確認された初めてのケースとなった。

感染者の増加を受け、保健省は3月6日付で、新型コロナウイルス感染が多く確認されている国々(イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、中国、日本、韓国、イラン)からの渡航者や帰国者に対して「14日間の自宅待機を推奨する」と発表した。また、発熱やせき、喉の痛み、呼吸困難などの症状が出た場合、医療機関へは直接立ち寄らず、電話相談を行うよう呼び掛けている。同省は、国内で新型コロナウイルスの「持続的な感染は確認されていない」ことから、現時点では「休校や多くの人が集うイベントの中止は推奨しない」と付け加えている。

他方、労働省は3月6日付決議第2020-178号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに基づき、感染リスクを軽減する目的で、国外から帰国した官民部門で雇用されている労働者に対して、例外的に休暇を与えることを公布した。この決議によると、「通常どおりの給与支給には影響しない」としている。ただ、休暇期間や対象国については明らかにしておらず、3月7日付「エル・クロニスタ」紙は、対象は保健省が明記している「感染が多く確認されている国々からの帰国者」と想定されるという。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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