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新型コロナウイルスの国内感染を想定し予防対策強化

(カザフスタン)

タシケント発

2020年03月05日

カザフスタン政府は3月2日早朝、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策強化に関する緊急閣僚会議を開催した。3月1日から導入された防疫対策の第4フェーズについて、エルジャン・ビルダノフ保健相とムフタル・トレウベルディ外相、ベリク・カマリエフ産業インフラ発展副大臣が報告した(添付資料参照)。

アスカル・マミン首相は「現在、カザフスタンで新型コロナウイルスの感染者は見つかっていないが、既に50カ国・地域以上に拡散しており、今も収まる気配がない。全ての予防措置を継続する必要がある」とし、感染を防ぐための対策をさらに強化するよう各省庁に指示した。

マミン首相は保健省に対して、全ての国境で検疫を強化するとともに、水際で防げずに国内に感染が広がった場合を想定した対応策「プランB」の準備を進めるように指示。外務省に対しては、感染が拡大している国・地域に対する通過ビザ、電子ビザ、観光ビザの発行の一時停止と、国内で計画されている主要な国際イベントの開催延期を勧告するよう指示した。また、産業インフラ発展省には、感染拡大国・地域への定期便の制限を指示し、製薬会社に医療用マスクやそのほかの防護具生産の確保を要請した。各州知事に対しては、プランBに備えて公的・私的組織、特に学校などの教育機関や公共サービスセンター、ショッピングセンター、市場での対策を強化するよう指示した。労働・国民社会保障省には、感染拡大が不安視される国・地域からの外国人労働者受け入れ許可の発行を一時停止するよう要請した。情報・社会発展省に対しては、市民に向けて感染予防対策について正確な情報を周知するよう指示した。

2日午後の記者会見で、緊急閣僚会議の報告をしたエラリ・トグジャノフ副首相は、新型コロナウイルス対策について、経済的損失を伴おうとも、政府は市民の安全と健康を第一に考え最善を尽くすと発言。同時に、パニックをあおるような情報を流した者を罰するほか、市民に対してはそのような情報に惑わされないよう注意を促した。

(増島繁延)

(カザフスタン)

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