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米系自動車メーカー3社、ホンダ、ヒュンダイの北米工場が一時閉鎖へ

(米国、カナダ)

シカゴ発

2020年03月19日

米国系大手自動車メーカー3社のフォード、ゼネラルモーターズ(GM)およびフィアットクライスラー・オートモービルズ(FCA)は3月18日、工場などで新型コロナウイルスの感染者が発生したことを踏まえ、従業員の安全を確保するために全ての北米工場を一時閉鎖することを決定した。

各社の工場停止期間については、現時点で以下のとおり。

  • フォード:3月19日の夕方のシフト終了後から3月30日まで
  • ゼネラルモーターズ:3月18日から3月30日まで(その後の生産状況については毎週評価を実施)
  • フィアットクライスラー:3月31日までにかけて徐々に生産を中止

フォードのクマール・ガルホトラ北米担当社長は「われわれは、全米自動車労働組合(UAW)などと密に協力し、従業員の健康と安全の維持に努める。先例のない状況の中、適切な解決策を模索して、従業員、顧客、ディーラー、サプライヤー、コミュニティを支援していく」と声明で述べた。同社は、生産の再開に関してもUAWと協力するとしている。

UAWや上記米系3社によると、工場閉鎖により25カ所の最終組立工場と15万人の従業員に影響が生じるとされている。その閉鎖の間の給与については、失業手当に加えて、補助賃金が支給される可能性が高いが、GMは労働組合とまだ協議中であるとしている。

従業員保護のためのタスクフォースを結成

こうした工場閉鎖の動きに先立ち、米系3社およびUAWは3月15日、新型コロナウイルスに関して、製造工場などの従業員の健康と安全を守るためのタスクフォースを結成したことを発表した。UAWは、組合員、家族、地域を守るために、3社に対し2週間米国の工場を閉鎖するよう要請していた。

ヒュンダイも、新型コロナウイルス感染者が発生したことを受けて、3月18日からアラバマ州の工場を一時閉鎖することを決定した。

ホンダは3月18日、新型コロナウイルスの感染拡大により自動車販売の減少が予想されることから、3月23日から30日まで、オハイオ、インディアナ、アラバマ州のほか、カナダ、メキシコにある製造拠点での生産を停止し、約4万台の生産を削減すると発表した。この期間を利用し、生産施設の洗浄なども行い、3月31日の再開を目指すという。生産停止期間も全従業員の給与は全額支給される。

(藤本富士王、大原典子)

(米国、カナダ)

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