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1月の自動車販売、各部門で需要低迷が進行

(インド)

ベンガルール発

2020年03月02日

インド自動車工業会(SIAM)は2月10日、1月の自動車統計を発表した。乗用車販売台数〔スポーツ用多目的車(SUV)とバンを含む〕は前年同月比6.2%減の26万2,714台と、3カ月連続の減少となった(表1参照)。一般乗用車は8.1%減の16万4,793台、バンは同27.7%減の1万2,992台と販売低迷がさらに進行した。また、2カ月連続で3割超の伸び率を見せたUVセグメントの需要も2.6%増に鈍化した。SIAMによると、「消費者心理は冷え込んだまま。メーカー各社も新たな排気ガス規制『BS-VI(6)』対応車両の生産準備を進めており、ディーラーに納入する現行の『BS-IV(4)』適合車両の在庫調整もしている」と述べた。

表1 1月の部門別自動車の販売台数

1月は、主要メーカー13社のうち3社がプラス成長を記録。首位の最大手マルチ・スズキは0.3%増の13万9,844台で、わずかながらプラス成長を確保した(表2参照)。2位の現代自動車は8.3%減の4万2,002台、3位のマヒンドラは17.1%減の1万9,794台だった。また、起亜自動車の小型車SUV「セルトス」の販売は1万5,000台と引き続き好調で、先月(4,645台)より大幅に拡大した。日系4社の市場シェアは58%となっている。

表2 1月の主要メーカー別乗用車国内販売台数

二輪車では、スクーターの販売台数が前年同月比16.2%減の41万6,594台、オートバイも15.2%減の87万1,886台と、ともに2桁台の落ち込みが続いている。メーカー別では、主要メーカー8社とも軒並みマイナスだった(表3参照)。二輪車全体の販売台数は16.1%減の134万1,005台と14カ月連続で前年割れとなった。

表3 1月の主要メーカー別二輪車国内販売台数

商用車と三輪車を含む1月の自動車販売は、13.8%減の173万9,975台だった。SIAMは「SUV、三輪車と小型商用車を除けば、各セグメントで販売不振が長期化している。今後、『BS-VI(6)』導入前の駆け込み需要などによる持ち直しに期待するが、『「BS-VI(6)』適合モデルの価格は旧モデルより5~10%高くなることや景気低迷が長引く懸念など、マイナス要因が今後も残るため、短期間で販売がプラスに転じる可能性は低い」との見方を示している。

(ディーパック・アナンド)

(インド)

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