インドネシア、マスクや消毒液、防護服などの輸出を禁止

(インドネシア)

ジャカルタ発

2020年03月24日

インドネシア政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止し国民の健康を守るため、マスクや消毒液などの輸出を禁止する措置を取った。

3月18日から施行された貿易大臣規定2020年第23号PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、6月30日までの間、以下の物品の輸出を禁止する。

表 新型コロナウイルス感染拡大防止のための輸出禁止品目

表中、(例)を付したHSコードは例示のものであり、輸出禁止の対象となる個々のHSコードについては、インドネシア当局(貿易省、税関など)に確認が必要。

規定は、上記の禁止品を輸出した場合、法令に基づき制裁措置を課すと定めている。所管法令である商業法2014年第7号PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)には、禁止品を輸出した者には最長5年の禁錮刑、または最大50億ルピア(約3,300万円、1ルピア=約0.0066円)相当の制裁金を科すと規定されているので注意が必要だ。

(佐々木新平)

(インドネシア)

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