ロシア、外国人の入国を5月1日まで一時的に禁止

(ロシア)

モスクワ発

2020年03月18日

ロシア政府は3月16日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、3月18日から5月1日までの間、外国人(無国籍者含む)の入国を原則禁止する措置を導入した(2020年3月16日付連邦政府指示第635-r号)。

ただし、a.ロシア国内に所在する在外公館や国際機関の職員、b.国際自動車輸送を行う運転手、c.旅客機の乗務員、d.水上輸送を行う船舶の乗務員、e.国際輸送を行う鉄道乗務員、f.外交・公用旅券保持者、g.近親者の死に伴う特別な私用ビザの受給者、h.ロシアの定住許可保持者、i.トランジット目的による入国者は当該禁止措置の対象外となる。

また、3月18日より一時的に、内務省は就労ビザ申請に必要な招待状の申請受付および発給やロシアでの雇用と就労許可の発給を停止。外務省は上述の当該措置対象外の案件を除くすべてのビザ発給(電子ビザ含む)を一時的に停止する。

連邦消費者権利保護・福利監督局(ロスポトレブナドゾル)によると、3月17日に新たに21人のCOVID-19感染が確認された。主な内訳はモスクワ市が4人、トヴェリ州、サマラ州、カリーニングラード州がそれぞれ2人、モスクワ州、カルーガ州、ヤロスラブリ州、タンボフ州、アルハンゲリスク州、タタルスタン共和国、ニジェゴロド州、ペンザ州、スベルドロフスク州、クラスノヤルスク地方、ハカシヤ共和国が各1人。地方への感染が拡大している。これにより、3月17日時点のロシア国内の感染者数は114人(うち5人は回復)に達した。

(戎佑一郎)

(ロシア)

ビジネス短信 605c056f5b0ffb70