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入国者の7日間自宅隔離滞在を推奨、13日に保健省発表

(ブラジル)

サンパウロ発

2020年03月16日

ブラジル保健省は3月13日、ブラジルへの入国者に対し、新型コロナウイルスの症状が無くても、7日間、外部との接触を避けて自宅滞在するよう推奨した。

ブラジル政府はこれまで、一貫してブラジルへの入国者に対して入国制限措置は設けていなかった。今回発表された7日間の自宅滞在は強制ではないが、ブラジル政府による指示となるため、日本など世界各国からの出張者はブラジル入国後7日間、現地企業訪問や現地での面談は極めて困難になりそうだ。

また、保健省は3月6日から監視対象国を原則、全世界各国として、ブラジルへの入国者が入国後14日間で発熱および何らかの呼吸器症状が表れた場合は「新型コロナウイルス感染疑い」と判断していた。判断された場合は医療機関を通じて検体採取後、PCR検査が行われ、自宅隔離を指示され、具合が悪くなった場合のみ医療機関の診療を薦められていた。

13日の保健省発表では、新型コロナウイルスの可能性を判断するための具体的な症状につき新たな説明があった。これによると「息切れ(呼吸困難)もしくは咳を伴う熱が出た場合は指定医療機関に行くよう」説明している。一方で「せきのみ」「鼻水のみ」「鼻水と気分が悪いもしくは体がだるい」の各症状だけの場合は指定医療機関に行かずに、保健緊急連絡(電話番号136番)に通知の上、スタッフが説明するガイドラインに従ってほしいと呼び掛けている。

保健省は、今回発表した入国後7日間の自宅滞在推奨に加えて、(1)人が集中するイベントのキャンセル・延期、(2)せき、くしゃみは手で覆う、頻繁に手を洗う、(3)握手を避け、食事・飲料をシェアしない、混雑を避ける、(4)混雑時の買い物を避ける、(5)普段利用する公共交通機関の利用時間等の変更、(6)フィットネス利用の場合は混雑時を避け消毒を徹底、などの一連の推奨措置を発表した。

ワンダーソン・オリベイラ保健省監視局長は「ブラジルでは数週間後に冬が近づき新型コロナウイルスを含む呼吸器系疾患の拡大期を迎える」と説明。「今回の措置を導入しなければ、新型コロナウイルスは3日で倍増を続ける可能性がある」と局長は警告している。

(大久保敦)

(ブラジル)

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