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輸出は増加するも、新型コロナウイルス感染で今後の見通しは不透明

(韓国)

ソウル発

2020年03月27日

韓国関税庁が3月23日に発表した「2020年3月1日~20日の輸出入現況」によると、同期間の輸出は前年同期比10.0%増の306億9,700万ドル、輸入は5.9%増の291億3,800万ドルだった(添付資料参照)。

主要品目の半導体が前年同期比20.3%増、乗用車が13.7%増、石油製品が11.4%増、無線通信機器が26.6%増となり、中国(4.9%増)、米国(27.2%増)、EU(13.5%増)、ベトナム(12.1%増)、日本(30.5%増)、香港(33.6%増)、中東(18.3%)など、主要国・地域向けの増加が目立った。

一方、韓国貿易協会は3月24日、韓国の輸出企業915社を対象に実施した「2020年第2四半期輸出産業景気展望調査」を発表し、輸出産業景気展望指数(EBSI)が79.0と、2013年第1四半期(78.4)以来、7年ぶりに80.0を下回ったと明らかにした。EBSIが100.0を下回ると、企業が今後の輸出環境の悪化を見込んでいることを示す。なお、2020年第1四半期のEBSIは102.2だった。

品目別にみると、石油製品(59.7)、鉄鋼および非鉄金属製品(61.2)、無線通信機器(63.2)、機械類(67.1)、自動車(71.2)、半導体(77.0)など、ほとんどの品目で輸出環境が悪化すると見込まれる。同協会は、新型コロナウイルス感染の拡大による海外需要の不振、操業中断および物流の制約による原材料・部品調達の滞り、などが悪化の原因としている。また、企業の輸出悪化見通しの主な要因として、輸出相手国の景気悪化(17.2%)、原材料価格の上昇(14.9%)などを挙げた。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

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