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中銀が政策金利を引き下げ、S&Pは格付けを据え置き

(コロンビア)

ボゴタ発

2020年03月31日

コロンビア中央銀行は3月27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2018年4月以来4.25%に据え置いてきた政策金利を0.5ポイント引き下げて3.75%にすると発表した。理事会は、金利引き下げは金融市場の適切な機能を確保し流動性を高めるための優先措置であり、今後市場の機能が正常化した際には内需回復に寄与するとの見方を示した。また、厳しい状況が続く中で家計や企業の財政的負担の軽減にも貢献すると述べ、今後も注意深く市場の様子を見守り、必要な手段をとるとの考えを示した。

コロンビア高等教育開発財団は、2020年のGDP成長率について現段階で見通しを立てることは困難としながらも、楽観的な見方をすれば2.3%、中程度で1.2%、悲観的に見ればマイナス0.4%になるとの見通しを発表した(「エル・ティエンポ」紙3月26日)。失業率は楽観的にみても13.3%、状況によっては19.5%まで上昇すると見通している。2020年1月の失業率は13.0%だった。

米大手格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、コロンビアの外貨建て長期債について、格付けを従来の「トリプルBマイナス」に据え置くことを発表した。中期的な見通しを示すアウトルックは、原油価格の下落と新型コロナウイルスの世界的流行が経済成長へ与えるリスクを鑑み、「安定的」から「ネガティブ」へ引き下げられた。S&Pは、コロンビア政府当局がこれまで行ってきた堅実なマクロ経済運営、柔軟な金融政策と為替政策、および非常事態に対する政府の適切な対応が、外部リスクを軽減させると強調した。

(茗荷谷奏)

(コロンビア)

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