3月20日より査証免除、到着査証(VoA)の発給を一時停止

(インドネシア)

ジャカルタ発

2020年03月19日

インドネシア外務省は、3月20日午前0時から1ヶ月間、 日本含むすべての国を対象に、査証免除と到着ビザ(VoA)の発給を一時停止することを発表した。これにより、入国にあたって事前に在外公館を通じた申請手続きが必要になった。事実上、1ヶ月間、観光客と短期出張者の受け入れを拒否する対応となる。更に、ヨーロッパの7か国(イタリア,バチカン,スペイン,フランス,ドイツ,スイス,英国)、イランに14日以内に滞在していた場合は、日本人含めてトランジットと入国が禁止となった。

20日からは、訪問査証(シングル・マルチビザ)、一時滞在査証(就労ビザ)の申請に当たり、通常の申請内容に加えて、母国の保健当局発行の健康証明書(Health Certificate)が必要となる。なお、在インドネシア日本国大使館によると、「健康証明書」とは、(ア)形式は自由、(イ)英文、(ウ)航空機旅行に適した健康状態で呼吸器の感染症(発熱、咳、のどの痛み、くしゃみ、呼吸困難)に罹患していない旨が記載され、(エ)インドネシア到着日前7日以内に日本国内の保健当局/クリニック/病院/検疫所が発行したもの、となる。

詳細は在インドネシア日本国大使館のウェブページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます参照。

(山城武伸)

(インドネシア)

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