韓国産業部長官、関連業界への新型コロナウイルスの影響を聴取

(韓国)

ソウル発

2020年02月10日

韓国の成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は2月6日、釜山北港を訪問し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている輸出物流業界との懇談会を開催し、企業が抱えている問題などを聴収した。また、中国からの供給が困難となっているワイヤハーネスを生産する慶州所在のキョンシンを訪問し、役職員を激励するとともに抱えている懸案を聴取した。

輸出物流業界懇談会では、対中輸出待ち(国内待機)貨物の保管スペース不足の解消や追加貨物の保管料の免除など、船会社の負担を軽減することが建議された。これに対し、成長官は、経営困難となっている物流企業に対して緊急資金を融資し、船会社の費用負担の軽減策などを関連部・機関と緊密に協議していくことを明らかにした。

キョンシンをはじめとするワイヤハーネス業界は、新型コロナウイルス感染症の拡散により中国からの調達に支障をきたしており、中国工場の早期再稼働、および国内での増産、カンボジアなど中国以外の国での増産に努力している。同日、キョンシンの関係者は、成長官に「社員は徹夜でワイヤハーネスを生産し、翌朝にメーカーに供給するという激務をこなしている。特別延長勤労の許容を要請したい」と建議した。これに対し、成長官は「多様なルートを通じ、中国中央政府、地方政府に韓国の自動車部品企業の工場再稼働を要請している」とし、「国内での生産拡大のため、部品企業への特別延長勤労の許容を雇用労働部と協議していく予定」と述べた。

〔末永敏、申守智(シン・スジ)〕

(韓国)

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