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新型コロナウイルスに関する緊急アンケート、81%が原材料・部品輸入で遅延・困難に

(タイ)

バンコク発

2020年02月17日

タイのバンコク日本人商工会議所(JCC)およびジェトロは、共同で新型コロナウイルスによるビジネスへの影響に関する緊急アンケートを実施した。アンケート対象はJCCの理事企業47社で、85.1%に当たる40社から回答を得た(うち、製造業21社、非製造業19社)。調査期間は2020年2月5~13日で、結果の概要は以下のとおり。詳細についてはJCCのウェブサイトPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)から確認できる。

  • 現時点での業績への影響:製造業の66%(14社)、非製造業の52%(10社)が現時点で「経常収支5%以上の大きなマイナスの影響がある」もしくは「多少のマイナスの影響がある」と回答。また、プラスの影響があると回答した企業は、製造業の5%(1社)にとどまった(非製造業では0%)。
  • マイナスの影響の内訳(製造業):マイナスの影響として最多だったのは、「中国からの部品、原料、中間財、製品などの調達が遅延・困難になる」というもので、81%(17社)が回答した。「中国へ輸出する部品、原料、中間財などの数量の減少」と答えた企業は29%(6社)となり、輸出に比べて調達面で影響を受ける企業が多い結果となった。また、「世界経済の減速による販売数量の減少」は76%(16社)、「中国市場の減速による最終製品販売数量の減少」は29%(6社)が回答した。
  • 調達の遅延がビジネスに影響を及ぼす時期:代替対策をとらない場合の在庫などへの影響が出る時期について、「2月中」「3月中」と答えた企業がそれぞれ最多の35%(8社)となった。次いで「4月中」(13%、3社)、「5月中」(9%、2社)の順となった。
  • 代替調達方法(製造業):調達先の代替については、「現在、中国から調達しており、中国以外の他国からの調達を検討している」という答えが89%(16社)と最多となった。次いで、「中国国内で調達しており、中国のほかの工場からの調達を検討している」とした企業が22%(4社)だった。

(岡本泰、蒲田亮平)

(タイ)

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