中国との航空路線を運休・減便する動きが各国・地域に波及

(中国、世界)

中国北アジア課

2020年02月05日

新型コロナウイルスによる肺炎の感染が中国域外でも確認される中、各国・地域で中国と結ぶ航空路線の運休や減便を決める動きが相次いでいる(添付資料参照)。

日本では、日本航空が成田~北京・上海便、中部~上海便を2月17日から3月28日まで、全日本空輸が成田~北京便を2月10日から3月28日までそれぞれ運休することを発表した。そのほかのアジア・オセアニア地域でも運休や減便が目立つ。

米国では、3大航空会社のアメリカン航空とデルタ航空、ユナイテッド航空が中国本土とのフライトの運休を発表したほか、香港便についても、需要減のためアメリカン航空とユナイテッド航空が2月20日までの運休を決めた。

欧州でも、ルフトハンザ航空やブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、エールフランスなどの大手航空会社が軒並み中国路線を休止した一方、香港路線は運行を継続している。

(方越、小林伶)

(中国、世界)

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