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米国防総省、新型コロナウイルスの避難所を国内に4カ所設置

(米国)

ヒューストン発

2020年02月05日

米国のマーク・エスパー国防長官は2月1日、外国から米国に帰国して新型コロナウイルス感染の検疫が必要となる約1,000人に対する一時滞在施設の提供を承認した。保健福祉省(HHS)の支援要請に基づくもので、国防総省(DOD)に対し、少なくとも250人分の個室を2月29日まで提供できる施設を複数用意するように求めていた。

DODの支援は、新型コロナウイルスの検疫が必要となる帰国者のための滞在施設の提供だけで、帰国者のケアや交通手段、セキュリティーについてはHHSが対応する。DODの職員は帰国者と直接接触はせず、帰国者は割り当てられた住居以外の施設にはアクセスできない。米国疾病予防管理センター(CDC)のガイドラインに従い、施設に滞在する帰国者は14日間、経過観察される。体調のすぐれない人が確認された場合、HHSは地元の民間病院に移送する手続きを取る。

DODが提供する施設は次のとおり。

  • コロラド州のフォート・カーソン第168連隊地域訓練研究所
  • カリフォルニア州のトラビス空軍基地
  • テキサス州のラックランド空軍基地
  • カリフォルニア州のミラマー海兵隊航空基地

ラックランド空軍基地が所在するサンアントニオ市のロン・ニーレンバーグ市長は「HHSとDODは、米国民を中国から避難させ、ラックランド空軍基地を含む米軍施設で検疫を実施することを決定した。帰国者に感染の症状はなく、われわれの地域に危険はないとのことだ。また、連邦や州、各地の保健福祉局が追加の予防措置を講じることで、安全が守られる。現在、サンアントニオ市では新型コロナウイルス陽性と診断された人はいないが、市保健局は引き続き状況を観察し、十分な注意を払う」との声明を発表した。

なお、2月3日のCDC発表によると、米国内の新型コロナウイルス感染情報について、検査した260人中、陽性11人、陰性167人、結果待ち82人となり、感染が確認された州は、アリゾナ州とカリフォルニア州、イリノイ州、マサチューセッツ州、ワシントン州。

(小山勲)

(米国)

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