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2019年の新車登録台数、2年連続の減少

(オーストリア)

ウィーン発

2020年02月03日

オーストリア統計局は1月15日、乗用車と産業用車両の2019年の新車登録統計を発表した。乗用車は前年比3.4%減と、2年連続のマイナスとなった(表1参照)。トラック(0.7%減)も減少した一方、二輪車(6.6%増)やトラクター(11.2%増)、バス(3.4%増)は前年の減少から増加に転じた。

表1 車種別新車登録台数(2019年)

乗用車の新車登録台数をエンジンの種類別にみると、ディーゼル車は前年比9.8%減の12万6,311台と、2016年から3年連続で減少しており、シェアも前年比2.7ポイント減の38.4%となった(表2参照)。ガソリン車も17万6,706台と前年比4.0%減少し、シェアは微減の53.7%となった。要因として、オーストリア政府が導入したディーゼル車とガソリン車以外の代替燃料自動車の購入に対する補助金制度がある。代替燃料車の新車登録台数は前年比56.8%増の2万6,346台と大幅に増加し、シェアも前年比3.0ポイント増の7.9%にまで拡大した。このうち6割以上をハイブリッド車が占めており、電気自動車も大幅に増加した。

表2 エンジン種別新車(乗用車のみ)登録台数(2019年)

メーカー別でみると、フォルクスワーゲン(VW)グループは前年比1.8%減の11万3,722台、シェアは前年比0.6ポイント増の34.5%に拡大した(表3参照)。このうち、VWとアウディはそれぞれ前年比で7.5%、5.2%減少するなど苦戦を強いられたが、比較的安価なブランドのシュコダとセアトがそれぞれ前年比7.3%増、5.7%増と好調だったことから、グループ全体の減少幅は1.8%にとどまった。ドイツの高級車ブランドでみると、BMWは前年比3.2%増となった一方、前述のアウディのほか、メルセデスも6.8%減と苦戦した。新車登録台数上位10社のうち7社が前年より登録台数が減ったことが2019年の自動車市場の不振を表している。

表3 メーカー・ブランド別新車登録台数とシェア上位20位(2019年)

また、日本メーカーの新車登録台数は前年比8.8%減となり、シェアも0.7ポイント減の11.7%に下落した(表4参照)。メーカー別にみると、マツダとスズキはそれぞれ前年比2.9%増、1.2%増と好調だったが、2社以外のメーカーでは、日産が前年比31.3%減と大幅に下落した。

表4 日本メーカーの新車登録台数とシェア(2019年)

(エッカート・デアシュミット)

(オーストリア)

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