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ロシア政府、新型コロナウイルス対策本部を設置、対処措置の実施進める

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2020年02月04日

ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は1月30日、中国からロシアへの新型コロナウイルス感染流入を防ぐ政府会合において、極東地域のロ中国境の検問所16カ所の通行を一時的に制限し、加えて、タチヤナ・ゴリコワ副首相率いる対策本部の設置を発表した。ゴリコワ副首相は1月31日に対策本部会議を開催。ザバイカル地方とチュメニ州でロシア初となる2人の感染者(中国国籍)が発見されたことを明らかにし、以下の措置を発表した。

(1)ロシア・モンゴル間の国境検問所4カ所での中国人の通行を禁止。(2)2月2日以降の、ロ中政府間合意によるビザなし観光ツアーの一時停止。(3)ロシア内務省・同地方局による中国人への就労ビザ申請に必要な招待状の申請受付および発給の一時停止、ロシアでの中国人雇用と就労許可の発給の一時中止。(4)航空便に関しては、アエロフロートによる北京や上海、広州、香港への運航と、中国航空会社4社によるモスクワ就航便を除く、全便の運航停止。中国からの便はシェレメチェボ空港のターミナルFに集約され、連邦消費者権利保護・福利監督局(ロスポトレブナドゾル)が適切な保健衛生措置を講じる。

さらにロシア外務省は、ロシア国民に中国への旅行を控えるよう勧告を出した。中国人の入国に関して、極東地域やカリーニングラード州、サンクトペテルブルク・レニングラード地域での陸空海路よるロシア連邦への入国について、電子ビザ(Eビザ)の発給を一時的に停止すると発表した。科学・高等教育省も、中国人留学生の休暇を3月2日まで延長し、遠隔システム教育やeラーニングを本国で受講できるような措置を講じると発表した。

ロシア政府は1月31日、新型コロナウイルスを「周囲に危険をもたらす社会的に重大な疾病」のリストに加えることを決定した。同リストには、コレラやペスト、結核、HIV、B型肝炎、C型肝炎、ジフテリアなどが含まれている。

(秋塲美恵子)

(ロシア)

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