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ジェトロ、世界最大規模のオーガニック食品見本市にジャパンパビリオン出展

(ドイツ)

ベルリン発

2020年02月26日

ジェトロは2月12~15日にドイツ南部のニュルンベルクで開催された世界最大級のオーガニック食品見本市「ビオファ(BIOFACH)2020」に、ジャパンパビリオンを設置した。

「ビオファ2020」には、110カ国・地域から3,792社が出展し、136カ国から4万7,000人が来場した。ニュルンベルクメッセ役員のペトラ・ウォルフ氏は「新型コロナウイルスの影響にもかかわらず、来場者数は前年と比較してわずか8%の減少にとどまった」と述べた。

有機農業研究所(FiBL)(注)によると、EUのオーガニック小売市場は、2008年の163億ユーロから2018年の374億ユーロへと10年間で約2.3倍に拡大しており、米国に次ぐ市場規模(図参照)。2019年2月に発効した日EU経済連携協定(EPA)により、緑茶、みそやしょうゆといった調味料などの関税が即時撤廃されたこともあり、日本産オーガニック食品のさらなる輸出拡大が期待されている。

図 EUのオーガニック製品の小売市場

このような状況を追い風に、ジェトロは3年連続5回目となるジャパンパビリオンを設置し、EU市場を中心に新規販路開拓を目指す13社・団体が参加した。

写真 ジャパンパビリオンで出品者の説明を聞くバイヤー(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンで出品者の説明を聞くバイヤー(ジェトロ撮影)

宇治のオーガニック日本茶などを輸出販売するアイシン商事(大阪府)は、2013年から継続してビオファに出展。過去に出展した際に出会ったバイヤー(購入担当者)と事前に商談アポイントメントを設定し、新規商品を提案するなど精力的に商談に取り組んだ。また、抹茶のほかに紅茶、ほうじ茶のパウダーも用意し、原材料としての提案力を強化することで他社との差別化を図り、新規顧客の開拓にも成功するなど、会期中に具体的な成果を挙げた。

ジェトロは、出品製品を効果的に来場バイヤーにアピールするため、出品者の食材を用いて現地の嗜好(しこう)に合わせたレシピ開発を現地シェフに委託。会期中には料理デモンストレーションを実施し、来場バイヤーの注目を集めた。

写真 シェフの説明に聞き入るバイヤー(ジェトロ撮影)

シェフの説明に聞き入るバイヤー(ジェトロ撮影)

次回のビオファは、2021年2月17~21日に開催される予定。

(注)スイスにあるオーガニック農業の分野で世界有数の研究機関の1つ。1973年の設立。

(望月智治)

(ドイツ)

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