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欧州委員会、ダイヤモンド・プリンセス号乗船のEU市民の帰還支援を表明

(EU)

ブリュッセル発

2020年02月20日

欧州委員会は2月19日、横浜港に停泊する大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗船していたEU市民の本国への帰還を支援する方針外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを明らかにした。重大な災害やテロ事件などの発生に対して迅速に援助を提供する枠組み「EU市民保護メカニズム」を通じて、既にイタリア政府が先端医療チームを乗せた航空機(1番機)を日本に派遣。2月19日中に帰還を希望するEU市民を搭乗させる2番機も派遣するという。

日本からの帰還を進めつつ、慎重な受け入れ態勢を準備

欧州委員会のヤネス・レナルチッチ委員(危機管理担当)は、航空機派遣を決めたイタリア政府や先端医療チームへの謝意を述べた上で、「EUとして、中国や加盟国に対する支援を24時間態勢で続けている。今は数日のうちに行う中国への物資搬送(2020年2月3日記事参照)の準備を進めている」と語った。

日本に派遣された先端医療チームはまず、ダイヤモンド・プリンセス号に乗船していたEU市民の健康状態を評価。新型コロナウイルス(COVID-19)検査で陰性か、体調不良などの症状が確認されない乗客に限り、帰還便への搭乗を許可する方針だ。今後数日で初回の帰還者の人数と国籍が明らかになるとみられる。欧州に到着した後は各EU加盟国の監視の下、新たな検疫が開始される。

EUはこれまで、「EU市民保護メカニズム」を通じて、ドイツとフランス両政府が手配した航空機で400人を超えるEU市民の中国からの帰還が実現しているという。

こうした中、在中国のEU商工会議所に相当する中国EU商会は、会員企業の中国での操業や生活のために、中国政府と地方政府による新型コロナウイルス対策(総合政策と企業支援対策)情報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を英語と中国語で19日に更新した。

(前田篤穂)

(EU)

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