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ソフトバンク、中南米4都市でAI人材育成プログラムを開始

(コロンビア、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル)

ボゴタ発

2020年02月12日

ソフトバンクグループが中南米各都市で人工知能(AI)人材育成へ乗り出した。ボゴタ(コロンビア)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、メキシコ市(メキシコ)、サンパウロ(ブラジル)の4都市で、データ・サイエンス・フォー・オール(DS4A)という10週間の集中学習プログラムの提供を開始する。DS4Aは、世界中でデジタル人材コンサルティングを手掛ける、コリレーション・ワン(correlation one)が開発したプログラム。従来の理論的な学習方法に加えて、ビジネスニーズにすぐに応えられるようなデータ処理や活用能力を備えることを目的としている。講師は、米国のハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などから迎え、8週間は講師の下でAIについて学ぶ。その後2週間、ソフトバンクの投資先企業に入り、実際のビジネス現場でAIやデータサイエンスをどのように活用するかを実践的に学ぶ。

プログラムに参加できるのは、ソフトバンク投資先企業の従業員のほか、科学やテクノロジー、エンジニアリング、数学などの知識を有する外部の者も受け入れる。参加希望者はオンライン試験に合格する必要がある。受講料は5,000ドルで、仕事に就いていない者は無料で受講できるが、就業後に給与の15%を30カ月間支払う条件が付く。また、優秀な応募者は返済不要の奨学金が得られ、またプログラム参加中に良い成果を出した者は受講料相当の報奨金を得ることができる。

ソフトバンクは、4都市でのプログラム提供開始に先立ち、2019年10~12月にコロンビア政府と共同で国内4都市の10大学で受講料無料のDS4Aを展開した。300人の募集人数に対し1万人以上の応募があり、受講者は10週間のプログラムの最後に、ソフトバンクやアビアンカ航空、コロンビア石油公社などに向け、オリジナルのプロジェクトのプレゼンテーションを行った。

マイクロソフト・コロンビアのマルコ・カサリン代表は、世界ではデジタル人材需要のわずか33%しか満たされていないという。コロンビアにおいては、2030年には45万人のデジタル人材が必要になるとみており、政府と教育機関が連携して人材育成に取り組む必要があると述べている(「ポルタフォリオ」紙2月2日)。

(茗荷谷奏)

(コロンビア、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル)

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