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フィリピン、新型コロナウイルスで台湾からの入国禁止解除を発表

(フィリピン)

マニラ発

2020年02月17日

フィリピン政府は2月14日、中国・武漢市を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月10日付で発表した台湾からのフィリピンへの入国禁止を14日に解除し、台湾からの入国を認めるとの発表を行った。2月15日付で「インクワイアー」ほか地元各紙が報じた。

フィリピン政府は、2月10日付で台湾からの入国を禁止する旨の発表をしたが、サルバドール・パネロ大統領報道官によると、台湾は厳格な新型コロナウイルスの感染拡大防止策を講じており、台湾で就労するフィリピン国民や台湾当局からの禁止措置の解除を求める声に応じるかたちで、2月14日付で入国禁止を解除したとした。

フィリピン政府は、2月11日以降に台湾からフィリピンの空港に到着する航空機に搭乗する外国人は、フィリピン人もしくはフィリピンに永住権を持つ外国人を除き、台湾に強制的に帰国させるとしていたが、2月14日の発表をもって即日解除された。

台湾当局からは歓迎の声

台北駐フィリピン経済文化代表処(TECO)は2月14日、フィリピン政府による入国禁止措置解除の発表を受けて、フィリピン政府の決定を歓迎するとした上で、「台湾は今後もフィリピン政府を含む国際社会と緊密に連携し、人類の健康と福祉を守るため新型コロナウイルスの感染拡大防止に全力を挙げて取り組む」と発表した。

フィリピン観光省(DOT)によると、台湾からの入国禁止措置を継続していた場合、3月末までの1カ月半ほどで国内の観光業には450万ドルの損失が出ると見込んでいた。ただし、航空会社の損失は含まれない。2019年1~10月の海外からの観光客数の国・地域別内訳で、台湾は28万2,220人(シェア4.2%、前年同期比36.8%増)で全体の5位だ。DOTは、2020年の外国人観光客数の目標を、2019年の目標(820万人)よりも100万人多い920万人と設定している。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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